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ASUSがオールインワンPCと2in1ノートブックPCを発売

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「ASUSがオールインワンPCと2in1ノートブックPCを発売」という記事を目にしました。別段驚くような記事ではありませんが、この意味、正確におわかりでしょうか。日々意識せずに使うようになると、用語自体には違和感がなくなるんですが、「で、それって何なの?」と突っ込まれると、意外に答に困ることってありますよね。

ということで、今回はPCについて、このお題について少しだけふれてみたいと思います。なお、以下はイメージ画像です。

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photo credit: Stratageme.com via photopin cc

そもそもASUSって何?何て読むの?

ASUSは、読み方について、現状に至るまでの経緯があったりするんです。このため、結構混乱をしたりした時期もありました。ASUSが日本市場に参入した当初は「アスース」が正式とされていた時期がありました。現状は「エイスース」が正式なんですが、これに統一されたのが2012年10月です。それまでこの法人自体が「どんな読み方でもOKっす」などとアナウンスしていたので、混乱が続いたんですね。でも、これからは「エイスース」でブレないはずなので、もし声に出してお読みになる場合には「エイスース!」と発音されると良いでしょう。ちょっと言いにくいですけどね。ちなみに「エイサス」とさりげなくいっても通じます。

さて、ASUSは、正確にはASUSTeK Computer Inc.であり、エイスーステック・コンピューター・インクと読みます。ASUSは、PCおよびPCパーツ、周辺機器製造メーカーであり、台湾の台北市に本社を置きます。最近、量販店やPCショップなどに行くと、ASUSのロゴは必ずと言っていいほど目にするはずです。設立は1989年ですが、売上高は実に1.7兆円にものぼるんだそうで、売れていますね。とまあ、そんなPCメーカーであるわけです。

オールインワンPCとは

さて、次にオールインワンPCの説明へと進んでいくことにしましょう。オールインワンPCと聞いて、どのようなPCかおわかりになるでしょうか。実はこれだけだとちょっとあやふやなんですが、まあ、それはさておいて、オールインワン(All in one)とは、幾つかの物や機能などが一つにまとめられている形態のことをいいます。つまりオールインワンPCとは、パソコン本体やディスプレイなどが1つの筐体に組み込まれたPCということができそうです。

ちなみにこのようなPCは、一体型PC、一体型オールインワンPCと呼ばれたりします。昔懐かしい初代のマッキントッシュ、ご記憶ありますか?直方体の筐体にCRTディスプレイが組み込まれていて、とってもお洒落でしたよね。これも一体型オールインワンPCですね。

一体型オールインワンPCには、それさえ買えばそのまま使えるという利便性がある一方で、拡張性が低くなるというデメリットもあります。

現在の一体型オールインワンPCは、液晶ディスプレイの背面に本体が組み込まれているので、本体はどこ?ってな感じに仕上がっていたりします。

2in1ノートブックPCとは

一体型オールインワンPCについてご理解いただいたうえで、次に2in1について見ていくことにしましょう。

2in1(ツー・イン・ワン)とは、1つの物に2つの異なる機能を内蔵する場合などに使われる用語です。「1つの物に2つの異なる機能」といわれても、わかるようなわからないような。

最近の2in1ノートブックPCは、実はキーボードの脱着ができるものが多くなりました。装着している際には、ノートPCであるわけですが、キーボードを外してしまえば、タブレットPCとして利用することができます。

つまり1台で、ノートPCとしても、タブレットPCとしても活用することができるという意味で、2in1ノートブックPCなわけですね。