RYU'S IT Room

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最近のモバイルバッテリーはとってもパワフルです

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最近では、スマートフォンユーザが多くなりましたね。スマートフォンの場合、さまざまなアプリを利用することができることから、利便性はとても高いデバイスといえると思います。

しかしながら、携帯電話の頃に比べて不便になったことも、スマートフォンユーザであればお気づきのことでしょう。

そうです。バッテリー稼働時間がとても短いって事ですよね。携帯電話であれば、充電をしなくても平気で1週間近く待ち受け状態を維持できましたが、スマートフォンダともって2日、デバイスによっては1日程度でバッテリーが切れてしまいますよね。

でもこれ、ビジネスユースである場合、とっても困ります。まさか、バッテリー切れで得意先からの電話を受けることができなかったなんて、あり得ないですものね。

ということで、最近手放せない存在になりつつあるものが、登場してきています。これがモバイルバッテリーです。

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photo credit: Takashi(aes256) via photopin cc

 

モバイルバッテリーってなに?

モバイルバッテリーとは、その名の通り、持ち運びが可能なコンパクトなバッテリーのことです。あらかじめモバイルバッテリーに充電をしておくと、スマートフォンなどのバッテリー切れの際、モバイルバッテリーを接続することで、移動中でも充電することが可能となります。

ちなみに昨今のスマートフォンは、動作をなるべくなめらかにするために、クアッドコアCPUを搭載しているものもあります。これってむしろPCに近いスペックであり、当然のこと多大な電力を必要とします。ところが、スマートフォンは移動中に利用することから、デスクトップPCのように、常時電源の供給を受けることができません。

このため、スマートフォンはバッテリーを内蔵しており、移動時にはこの内蔵バッテリーによって駆動しているわけです。

なお、スマートフォンは、より軽量でなおかつより薄くなりつつあります。つまり、バッテリーに大きな容積を取るわけにはいかないという事情もあります。よってどうしても稼働時間に制約ができることになるわけです。

モバイルバッテリーがあれば、移動中にでもスマートフォンに充電をすることができます。つまり、バッテリー切れのリスクを大幅に低減することができる、便利なグッズなわけです。

なお、最近のモバイルバッテリーは、軽量でありながら、かなりの容量を持つものも珍しくなくなりつつあります。ちなみに、スマートフォンのみならず、タブレットやノートPCなどの充電ができるものもあります。

 

モバイルバッテリーの容量を把握しよう

さて、一口にモバイルバッテリーといっても、実は製品によって充電容量はまちまちです。充電容量は、ためこむことができる電気の容量は、製品によって異なるのです。

ちなみに、バッテリー容量は、mAh(milli-Ampere-hour:ミリアンペアアワー)と呼ばれる数値によって表されます。Ahは電流(A)×時間(h)の値であり、バッテリーに蓄えられる電気の量を表します。少々わかりにくいかもしれませんが、たとえばスマートフォンにありがちな内蔵バッテリーの容量1700mAhでれば、1700mAの電流を1時間流せる量の電気を蓄えられることを意味します。また、このバッテリー容量を消費電流で割ると、その消費電流で使用できる時間が算出されることになります。

 

最近のモバイルバッテリーの容量は?

さて、では最近市販されているモバイルバッテリーは、どの程度の容量を持っているのでしょうか。これについて日々進化しつつあるといえます。日々容量の大きなモバイルバッテリーが、より安価に、しかもコンパクト軽量化しつつリリースされているのです。

ちなみに、ちょっと楽天やアマゾンをのぞいてみると、バッテリー容量18,000mAhで3000円程度で入手することができます。重量は500g程度です。18,000mAhあれば、一般的なスマートフォンでも、3~5回程度は十分に充電できるはずです。

また、大容量31,200mAhのモバイルバッテリーも登場してきています。このモバイルバッテリーは、大容量であるこことから、ノートPCも充電することが可能です。USB出力は2.1Aと1.0Aの2系統を持ち、iPadとiPhoneの同時充電もできます。また、9/12/16/19/20Vと5段階で出力が切り換えられるDC出力端子を持ち、20V以下で充電できるノートPCやDVDプレーヤーなどの充電にも使用できるとされています。ちなみに、重量は800g程度と少々重めですが、この容量が確保できれば、いくつかのデバイスをモバイル環境で利用する場合でも、バッテリー切れの心配からは解放されることでしょう。複数デバイスを持ち歩かれる方にはおすすめかと思います。